那珂川町議会 > 2020-09-03 >
09月03日-01号

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  1. 那珂川町議会 2020-09-03
    09月03日-01号


    取得元: 那珂川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-22
    令和 2年9月定例会1 議 事 日 程 第1号   (令和2年9月那珂川市議会定例会)                                   令和2年9月3日                                   午前9時30分開議                                   於   議   場 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 仮議長の選任を議長に委任する件 日程第5 所信表明 日程第6 議案第62号から議案第78号まで及び報告第6号から報告第8号まで並びに認定第1号から認定第10号までを一括上程 日程第7 議案第62号から議案第78号まで及び報告第6号から報告第8号まで並びに認定第1号から認定第10号までの提案理由の説明 日程第8 議案第62号から議案第78号まで及び報告第6号から報告第8号まで並びに認定第1号から認定第10号までの説明2 出席議員は次のとおりである(17名)  1番  春 田 智 明            2番  坂 井   修  3番  田 中 夏代子            4番  吉 野   博  5番  伊 藤 智 子            6番  羽 良 和 弘  7番  臂   英 治            8番  松 尾 正 貴  9番  吉 永 直 子            10番  平 山 ひとみ  11番  壽 福 正 勝            12番  上 野   彰  13番  原 口 憲 雄            14番  若 杉   優  15番  津 留   渉            16番  江 頭 大 助  17番  高 原 隆 則3 欠席議員は次のとおりである(なし)4 会議録署名議員  16番  江 頭 大 助            1番  春 田 智 明5 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名(14名)  市長      武 末 茂 喜        副市長     小 原   博  教育長     安 川 正 郷        総務部長    川 口 省 二  都市整備部長  白 水 善 尚        市民生活部長  江 頭 哲 次  健康福祉部長  中 村 一 道        教育部長    三 浦 宏 志  総務課長    結 城 直 哉        税務課長    日下部   篤  福祉課長    春 崎 幸 二        建設課長    上 溝 朋 之  教育総務課長  小 森 正 美        代表監査委員  村 山 洋 一6 職務のため議場に出席した事務局職員の職氏名(3名)  議会事務局長  小 川 愛 子        局長補佐兼議会担当係長                                 米 澤 一 江  書    記  重 富 雄 太              開会 午前9時30分 ○議長(高原隆則君) おはようございます。 現在の出席議員は17人です。ただいまから令和2年9月那珂川市議会定例会を開会します。早速本日の会議を開きます。 議事日程は、お手元に配付しております議事日程第1号のとおりです。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(高原隆則君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 16番江頭大助議員、1番春田智明議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(高原隆則君) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、お手元に配付しております会期日程案のとおり、本日から9月25日までの23日間としたいと思いますが、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から9月25日までの23日間と決定しました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(高原隆則君) 日程第3、諸般の報告を行います。 初めに、各常任委員会議会運営委員会、各特別委員会から閉会中の調査報告書が配付されておりますので、ご一覧願います。次に、監査関係ですが、令和2年4月分から6月分までの例月出納検査と令和2年7月の定期監査の結果報告書が配付されておりますので、ご一覧願います。次に、本日までに受理した陳情、要望等については、お手元に配付しております陳情等文書表のとおりです。関係常任委員会での審査をお願いします。次に、議員派遣ですが、お手元に配付しています議員派遣のとおり閉会中に決定しておりますので、ご一覧願います。以上で諸般の報告を終わります。 △日程第4 仮議長の選任を議長に委任する件 ○議長(高原隆則君) 日程第4、仮議長の選任を議長に委任する件を議題とします。 本件は、正副議長の急病等に対応し、円滑な議会運営を行うため、地方自治法第106条第3項の規定により、会期中における仮議長の選任を行うものです。 そこで、お諮りします。地方自治法第106条第3項の規定により、この会期中における仮議長の選任を議長に委任願いたいと思いますが、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 異議なしと認めます。よって、この会期中における仮議長の選任を議長に委任することに決定しました。それでは、この会期中における仮議長として壽福正勝議員を指名します。 △日程第5 所信表明 ○議長(高原隆則君) 日程第5、所信表明演説を行います。武末市長。 ◎市長(武末茂喜君) おはようございます。令和2年9月那珂川市議会定例会の開催に当たり、市政運営に関する所信を申し上げる機会をいただき、深く感謝申し上げます。 まず、今般の新型コロナウイルス感染症により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、感染拡大の防止にご尽力いただいております医療関係者をはじめ、多くの皆様に心から感謝申し上げます。本市におきましても感染拡大の防止と早期の終息のため、今後の対策に取り組んでまいります。また、このたびの令和2年7月豪雨災害により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様、ご家族の皆様には心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈りいたします。さて、8月2日に告示されました那珂川市長選挙において、引き続き市政を担わせていただくこととなり、身の引き締まる思いであります。私は、那珂川町長として約10年間、そして那珂川市長として約2年間、延べ3期12年間、市民の皆様の目線で心の通う政策を基本的スタンスとして、市民サービスの向上と選ばれる自治体を目指して様々な政策に取り組んでまいりました。何といいましても、平成27年の国勢調査により人口5万人を達成し、平成30年10月、念願であった那珂川市が誕生いたしましたことは、市議会議員の皆様はもちろん、市民の皆様をはじめ市内の各種団体や企業の皆様などの力強いご支援があったからこそ実現できたものであり、改めて皆様に心から感謝を申し上げます。そして、市としてスタートした今こそ、これまでの変革と発展を目指した取組に加え、新たなステップとして進化するまちづくりを目指し、那珂川市のさらなる発展に取り組んでまいる決意です。それでは、私の市政に対する所信の一端について述べさせていただきます。まず、快適で安全・安心な生活環境の向上について申し上げます。近年、全国至るところで大規模な自然災害が発生しております。本市では、平成21年の中国・九州北部豪雨による被災を機に、事業促進を強く要望してまいりました那珂川床上浸水対策特別緊急事業五ケ山ダムの効果により、豪雨時でも河川の水位が上昇しにくく、浸水被害の軽減が図られています。今後は、さらに防災・減災の取組として市民の防災意識の高揚を図るとともに、市としての防災力の強化のために、引き続き取り組んでまいります。また、那珂川市総合防災マップも完成したことから、自主防災組織への積極的な支援を行うことにより、自助、共助、公助による地域と行政が一体となった地域防災力の強化に努めてまいります。道路整備につきましては、現在福岡県により施工中である国道385号4車線化事業において、事業の早期完了に向けて取組を進めるとともに、これまで長年の懸案でありました国道385号の南畑地区の狭隘区間の改良につきましても、このたび一般国道385号南畑バイパス道路建設促進期成会が設立され、実質のスタートラインに立つことができました。今後は、この取組を市議会議員の皆様をはじめ、福岡県及び地元選出の福岡県議会議員の皆様とともに、国道385号の整備拡大に向けて積極的に取り組んでまいります。併せて五ケ山周辺を中心とした観光振興についても、周辺エリアの回遊性を高めていく取組を進め、将来的な国道385号の整備効果と相乗効果を生み出していくことを目指してまいります。次に、学校教育の充実とスポーツ・文化の振興について申し上げます。本市の将来を担う子どもたちの学力向上と教育環境の充実は非常に重要であることから、これまで外国語教育の充実など、他自治体に先んじて積極的に取組を進めてまいりました。今後は、これらの取組と併せて、新たに小・中学校の全児童生徒に一人1台のタブレットが使用できる環境を整備し、ICTを活用した教育により、子どもたちのさらなる学力の向上と情報活用能力の向上に取り組んでまいります。また、教育環境の整備につきましては、市産材を活用した木質化を進め、子どもたちに快適でぬくもりのある教育環境を提供してまいります。さらに、本市にとって大型事業であります総合運動公園の整備については、初めての試みとなる民間資金とノウハウを活用したPFI方式による整備を進めることとしております。また、築26年を経過しましたミリカローデン那珂川につきましてはリニューアル工事を行い、質の高い文化の発信拠点としての整備に取り組んでまいります。次に、南畑地域活性化の推進について申し上げます。本市の魅力の一つである自然豊かな南畑地域の活性化については、これまで南畑地域活性化協議会通称南畑らい協議会をはじめ、地域の皆様の積極的な活動により南畑地域に興味関心を持つ人が増え、認知度の向上と関係人口の増加にもつながってきております。また、移住事業を行う移住交流促進センターSUMITSUKEを通じて移住された方々も増えており、今では移住者が南畑地域活性化の推進力となっていただいております。今後もこのようなムーブメントを大切にしながら、地域の皆様と連携し、さらなる南畑地域の活性化に取り組んでまいります。次に、子育て支援について申し上げます。男女共同参画の推進により、就労形態やライフスタイルの多様化など、子育て支援に対する保護者のニーズも多様化しています。これらのニーズにきめ細かく対応できるよう多様なサービスを提供し、子育てしやすいまちづくりを実現するため、公立中央保育所の建て替えや公立幼稚園2園を私立の幼保連携型認定こども園へ移行することにより、幼児教育・保育のさらなる充実に取り組んでまいります。次に、高齢者の生きがいと健康づくりの推進について申し上げます。全国的に高齢化の進展が社会問題となる中、高齢者の方が生涯現役としていつまでも安心して暮らせる地域社会を実現するために、シルバー人材センターにその一翼を担っていただいておりますが、その活動の拠点施設も老朽化していることから、さらなる活動の充実に向けて活動拠点施設の整備のための支援に取り組んでまいります。また、高齢者の方が住み慣れた地域で自分らしい人生をいつまでも続けることができるよう、福祉、介護、保険、医療などのサービスが切れ目なく一体的に提供できる地域包括ケアシステムの構築に向け、引き続き取り組んでまいります。次に、歴史ある市を未来へとつなげる取組について申し上げます。本市には、史跡、天然記念物、伝統芸能など、祖先から受け継がれた歴史的遺産が数多く残されています。中でも、本市の貴重な歴史的資産の一つである安徳台遺跡は、本市で2番目の国史跡となりました。今後は、保存活用計画を策定し、適切に保存し、次世代へ確実に継承してまいります。また、これら本市の歴史を後世に継承するために、これまでの那珂川市の歩みをまとめた市史の編さんに取り組んでまいります。次に、地域の消費喚起及び市商工会への支援について申し上げます。市の発展には地域経済の活性化は不可欠であり、市商工会との連携は非常に重要です。これまで、プレミアム商品券発行事業や起業者への支援策である創業支援事業など、市商工会と協力しながら、地域商工業の総合的な改善・発展に取り組んでまいりましたが、今後も引き続き市商工会への支援、また市内経済の活性化に取り組んでまいります。次に、生活基盤の豊かさの推進について申し上げます。市のさらなる活性化を図り、将来にわたり持続可能な成長と発展を遂げるまちづくりを行うために、総合病院や産婦人科クリニックの誘導に積極的に取り組んでまいりましたが、その成果もやっと実を結び、市民の皆様に報告できるようになったところであります。今後も、引き続き道善・恵子地区における土地区画整理事業をはじめとする新市街地創出の取組を進めるとともに、都市機能のさらなる充実に努め、市民の皆様の利便性向上を図りながら、魅力あるまちづくりに取り組んでまいります。次に、農業の担い手への支援について申し上げます。本市の農業従事者は、平成27年度で423人と年々減少傾向にあります。しかし、近年新たに就農を志す方々も出てきています。今後は、農業戦略委員会の提言書を踏まえながら、効率的かつ安定的な農業経営を促進するとともに、担い手への支援を行ってまいります。さらに、市内農地の情報収集を継続して行い、引き続き担い手への農地の集積、また就農希望者の確保に取り組んでまいります。次に、行財政改革の推進について申し上げます。今後の自治体経営は、人口減少や少子・高齢化の影響による経済の縮小により税収が減少する一方、社会保障費の増加が見込まれ、非常に厳しい状況が予想されます。また、現在猛威を振るっています新型コロナウイルス感染症による社会経済活動の低迷により大幅な税収の減少が見込まれることから、大型事業をはじめとする各種事業の実施に当たっては、スケジュールの見直しや既存事業の縮小、廃止などを検討し、柔軟に対応することも考えております。併せて事務の効率化、職員の意識改革と資質向上に取り組み、健全で持続可能な行政運営を行っていくとともに、質の高い行政サービスを提供し、最少の経費で最大の効果が得られるよう、選択と集中による行財政改革に引き続き取り組んでまいります。以上、4期目の市政を担当させていただくに当たり、私の所信の一端を申し上げました。これまでの3期12年で取り組んできた政策に加え、これからの4年間でこれまでの取組を継続し、さらに充実させることにより、那珂川市がさらに大きく発展していく進化するまちづくりに全力で取り組んでまいります。まちづくりは、行政だけの力だけでなし得るものではありません。引き続き、市議会議員の皆様や市民の皆様をはじめ、市内各種団体や企業などの多くの皆様とともに、変革と発展、そして進化する那珂川市の実現という目標を共有して取り組んでまいりたいと考えております。「変革と発展そして進化する那珂川市」の実現という目標を共有して取り組んでまいりたいと考えております。今後とも皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、私の所信表明とさせていただきます。 ○議長(高原隆則君) 所信表明演説は終わりました。 △日程第6 議案第62号から議案第78号まで及び報告第6号から報告第8号まで並びに認定第1号から認定第10号までを一括上程 ○議長(高原隆則君) 日程第6、議案第62号から議案第78号まで及び報告第6号から報告第8号まで並びに認定第1号から認定台10号までを一括上程します。 △日程第7 議案第62号から議案第78号まで及び報告第6号から報告第8号まで並びに認定第1号から認定第10号までの提案理由の説明 ○議長(高原隆則君) 日程第7、議案第62号から議案第78号まで及び報告第6号から報告第8号まで並びに認定第1号から認定第10号までを議題とし、提案理由の説明を求めます。武末市長。
    ◎市長(武末茂喜君) 本日の定例会に提出申し上げております議案は、議案第62号から議案第78号までの17件と、報告3件、認定10件でございます。 議案第62号は、地方自治法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、条文の整備を図るため、那珂川市監査委員条例の一部を改正するものです。 議案第63号は、福岡県の重度障害者医療費の支給に関する条例準則の一部が改正されたことに伴い、条文の整備を図るため、那珂川市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正するものです。 議案第64号は、博多南駅前広場の使用料を見直すことに伴い、条文の整備を図るため、那珂川市博多南駅前広場の設置及び管理に関する条例の一部を改正するものです。 議案第65号は、地方自治法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、条文の整備を図るため、那珂川市下水道事業の設置等に関する条例の一部を改正するものです。 議案第66号は、令和2年度那珂川一般会計補正予算で、歳入歳出それぞれ1億5,860万1,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は、歳入歳出それぞれ264億7,396万2,000円となります。 議案第67号は、令和2年度那珂川公共用地先行取得事業特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ659万4,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は、歳入歳出それぞれ4億9,332万4,000円となります。 議案第68号は、令和2年度那珂川国民健康保険事業特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ7,533万円を追加することといたしておりまして、これにより予算の総額は、歳入歳出それぞれ52億5,531万2,000円となります。 議案第69号は、令和2年度那珂川介護保険事業特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ1,196万8,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は、歳入歳出それぞれ30億7,484万8,000円となります。 議案第70号は、令和2年度那珂川後期高齢者医療特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ78万6,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は、歳入歳出それぞれ6億3,321万5,000円となります。 議案第71号は、令和2年度那珂川岩戸財産特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ64万2,000円を追加することといたしておりまして、これにより予算の総額は、歳入歳出それぞれ290万9,000円となります。 議案第72号は、令和2年度那珂川安徳財産特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ26万8,000円を追加することといたしておりまして、これにより予算の総額は、歳入歳出それぞれ310万3,000円となります。 議案第73号は、令和2年度那珂川南畑財産特別会計補正予算で、歳入歳出それぞれ51万6,000円を追加することといたしておりまして、これにより予算の総額は、歳入歳出それぞれ401万6,000円となります。 議案第74号は、令和2年度那珂川下水道事業会計補正予算で、収入につきましては951万8,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は、13億9,439万円となり、支出につきましては1,208万1,000円を減額することといたしておりまして、これにより予算の総額は、15億7,495万5,000円となります。 議案第75号は、令和元年度那珂川下水道事業会計において生じた利益剰余金を処分するに当たり、その処分方法を定めるため、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものです。 議案第76号は、那珂川市総合計画基本構想を定めることについて、那珂川市総合計画策定条例第3条第2項の規定により議会の議決を求めるものです。 議案第77号は、道路法第8条第1項の規定により市道路線を認定するに当たり、同条第2項の規定により議会の議決を求めるものです。 議案第78号は、那珂川市教育委員会委員常深陽子氏が令和2年10月2日付で任期満了となるので、引き続き同氏を任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により議会の同意を求めるものです。 報告第6号は、公益財団法人那珂川教育文化振興財団の令和元年度事業報告及び正味財産決算並びに令和2年度事業計画及び正味財産予算について、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告するものです。 報告第7号は、令和元年度那珂川財政健全化判断比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により報告するものです。 報告第8号は、令和元年度那珂川下水道事業会計資金不足比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により報告するものです。 認定第1号から認定第10号までは、令和元年度那珂川一般会計及び各特別会計歳入歳出決算並びに令和元年度那珂川下水道事業会計決算について、議会の認定に付するものです。 以上、提出議案の概要についてご説明申し上げましたが、詳細につきましては担当部長に説明させますので、慎重にご審議の上、ご議決くださいますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(高原隆則君) 提案理由の説明が終わりました。 ここでお諮りします。次は、議案説明ですが、認定第1号から認定第10号までは、令和元年度一般会計及び特別会計並びに下水道事業会計決算認定となっています。決算認定の説明を省略し、先に監査委員から決算審査の意見を求めたいと思いますが、ご異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(高原隆則君) 異議なしと認めます。それでは、村山代表監査委員決算審査についての意見を求めます。村山代表監査委員。 ◎代表監査委員(村山洋一君) おはようございます。令和元年度の決算審査の結果について、その概要を報告します。令和元年度那珂川歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書をお願いします。1ページをお願いします。それでは、第2節でございますが、審査の結果ですが、総括として、令和元年度那珂川一般会計及び各特別会計歳入歳出決算書歳入歳出決算事項別明細書実質収支に関する調書、財産に関する調書の計数を歳入後歳出後及びこれらに関する諸帳簿、書類等と突合した結果、計数に誤りはなく、いずれも正確であると認めました。また、財務に関する事務の執行は、住民の福祉増進に寄与し、経済的、効率的に行われ、かつ関係法規に準拠して適正であると認めました。2ページからは、決算額の総計や各会計ごとの決算額などについて記載しております。21ページをお願いします。基金運用状況審査についてですが、高額療養費支払資金貸付基金及び高額介護サービス費等貸付基金につきましては、いずれも令和元年度の貸付けはありませんでした。続きまして、22ページをお願いします。結びとしまして、令和元年度の決算財政状況について、一般会計においては形式的収支及び実質収支共黒字決算となっています。主要な財政諸比率を見ますと、実質公債費率は5.6%で、前年度より0.9%高くなっています。財政力指数は0.75で、前年度より0.01ポイント高くなっていますが、経常収支比率は96.2%で、扶助費などの増加により前年度より3.5%高くなっており、財政構造の硬直化が懸念されるところであります。次に、特別会計でございますが、形式的収支及び実質収支ともに黒字決算となっています。なお、国民健康保険事業特別会計、介護保険事業特別会計及び後期高齢者医療特別会計一般会計からの繰入金と後期高齢者医療広域連合への医療療養費給付負担金を合わせると、15億3,704万8,322円となり、今後も社会保障費の増加は続くと予測されます。また、新型コロナウイルス感染症により、国内外を問わず経済的にも大きな打撃を受け、終息も見通せない状況となっています。このような中で、本市においては市民税の増収は難しく、むしろ減収も考えられます。一方で、社会保障費や公共施設の老朽化に伴う改修費及び近年の地球温暖化の影響による大規模災害の対応等により、多額の資金が必要となることが推察できます。こうした状況に鑑みまして、歳入にあっては各種補助金の確保や起債の有効活用、歳出に当たっては経費の節減及び事業の優先順位の見直しを図りながら、中・長期的な視点に立った安定的な行財政の運営を推進されまして、「自然と人がとけあう 活力あふれるまち なかがわ」の実現に向けた魅力あるまちづくりに取り組まれることを期待いたしまして、一般会計及び特別会計決算審査の意見といたします。なお、決算審査に係る資料を23ページ以降に掲載していますので、参考にしていただきたいと思います。 続きまして、令和元年度那珂川市公営企業会計決算審査意見書をお願いします。1ページをお願いします。第4、審査の結果ですが、決算書及び同附属書類は、地方公営企業法及び関係法令に準拠して作成され、その計数は正確であり、本年度の経営成績並びに財政状況を適正に表示しているものと認めました。2ページに経営収支、3ページに経営成績と財政状況、4ページに経営分析、7ページに業務実績を記載しています。結びになりますが、令和元年度の下水道事業の経営状況は、収益的収支においては純利益が1億8,406万8,806円となり、平成30年度に比べて7,214万5,811円の増となっています。また、資本的支出については、企業債の償還金等により資金不足が生じていますが、収益的収支の純利益を減債積立金として活用することにより、安定した経営が行われています。しかし、今後の事業運営に当たっては、下水道使用料は節水意識の向上や節水機器の普及により大幅な増加は見込めない状況の中で、老朽化施設の改築更新や道善・恵子地区の区画整理事業などにより投資事業はますます増大しており、多額の財源が必要となることから、経営状況は厳しくなっていくことが予測されます。そのため、引き続き経費節減に努め、より一層の経営の安定化に取り組まれることを求めまして、決算審査の意見といたします。なお、決算審査に係る資料として、8ページ以降に比較損益計算書及び比較貸借対照表を記載しておりますので、参考にしていただきたいと思います。以上で令和元年度の決算審査の結果の報告を終わります。 ○議長(高原隆則君) ただいま代表監査委員からの決算審査の報告が終わりました。 △日程第8 議案第62号から議案第78号まで及び報告第6号から報告第8号まで並びに認定第1号から認定第10号までの説明 ○議長(高原隆則君) 日程第8、議案第62号から議案第78号まで及び報告第6号から報告第8号まで並びに認定第1号から認定第10号までを議題とし、担当部長の説明を求めます。議案第62号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第62号について説明いたします。本議案は、地方自治法等の一部を改正する法律の施行による条ずれに伴い、条文の整備を図るものでございます。新旧比較対照表で説明いたします。3ページをお願いいたします。第4条中第243条の2第3項を第243条の2の2第3項に改めるものでございます。附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第63号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第63号について説明いたします。本議案は、令和3年4月1日から福岡県子ども医療費支給制度の対象年齢が小学生から中学生に引き上げられることに伴い、福岡県重度障害者医療費支給制度の制度改正が予定されており、福岡県の関係準則が改正されたため、条文の整備を図るものでございます。本条例の改正でございますが、制度改正に係る改正と、障害の害の字を漢字表記から平仮名表記に改める改正を行っております。それでは、改正内容について新旧比較対照表で説明いたします。障害の害の字を平仮名表記に改めておりますが、説明は省略いたします。5ページをお願いします。第3条第2項第4号及び同条第4項は、児童手当準拠による所得制限の対象者について、小学生から中学生まで引き上げることを定めたものでございます。6ページをお願いします。第4条第1項第1号は、入院時の自己負担、日数、限度の適用の対象者について、小学生から中学生まで引き上げることを定めたものでございます。この条例は、令和3年4月1日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第64号、議案第65号、白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 議案第64号について説明いたします。本議案は、那珂川市博多南駅前広場内にある自動車駐車場の使用料を周辺相場に合わせて見直すことに伴い、本条例の一部を改正するものでございます。新旧比較対照表で説明いたします。3ページをお願いいたします。別表中、60分以内100円、以後60分ごとに100円を30分以内100円、以後30分ごとに100円に改めるものでございます。附則といたしまして、この条例は令和2年10月1日から施行するものでございます。 続きまして、議案第65号について説明いたします。本議案は、地方自治法等の一部を改正する法律の施行による条ずれに伴い、条文の整備を図るものでございます。新旧比較対照表でご説明いたします。3ページをお願いします。第4条中第243条の2第4項を第243条の2の2第8項に改めるものでございます。附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第66号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第66号について説明いたします。本議案では、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年2月以降の収入に相当な減収があり、納税することが困難である事業者等については、1年間徴収を猶予できる特例が設けられております。また、経済活動の低迷により、市民税収入も減収の傾向にあります。このことを受け、令和2年度予算における9月補正予算の段階で、市税全体で2億5,950万9,000円の減収を見込んでおります。このため、今回の補正予算では、歳出予算において新型コロナウイルス感染症の影響により本年度事業が中止となった事業、実施を先送りした事業、縮小した事業、入札による不用額、税収減により先送りした事業などを計上し、総額1億3,822万9,000円の減額を行っております。また、差額である約1億2,000万円につきましては、普通交付税の算定による7,980万1,000円の増、前年度繰越金5,706万6,000円の増と、臨時財政対策債2,333万9,000円の減の差引きと財政調整基金1,000万円の取崩しで、不足する財源を確保したところでございます。11ページをお願いいたします。第2表繰越明許費補正でございます。災害時の本部機能を有する本庁舎にマンホールトイレを設置するため、庁舎改修事業、本庁舎災害用トイレ設置を追加するものでございます。12ページをお願いいたします。第3表債務負担行為補正でございます。総合窓口運営業務委託料以下7件を追加するものでございます。主なものといたしまして、13ページをお願いいたします。通園バス運行業務委託料、幼稚園民間移譲事業費ですが、令和4年度から岩戸北幼稚園の運営を社会福祉法人が行うに当たり、令和3年度に新園舎を建築することから、令和3年度の岩戸北幼稚園の運営を現在の中央保育所で実施するため、岩戸北幼稚園と中央保育所の間を通園バスが運行するためのものでございます。14ページをお願いいたします。第4表地方債補正でございますが、緊急防災・減災事業債、非常用自家発電機整備事業以下6件を追加するものでございます。15ページをお願いします。臨時財政対策債以下5件は、限度額を変更するものでございます。21ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項2目法人でございますが、大口の法人税割を定めている企業の収益悪化などにより減額するものでございます。22ページをお願いいたします。1款2項1目固定資産税でございますが、大口の固定資産税を納めている企業の収益悪化などにより減額するものでございます。23ページをお願いいたします。1款3項1目環境性能割でございますが、当初予算では福岡県が提示した算出式により計上していましたが、課税実績に基づき減額するものでございます。27ページをお願いいたします。11款1項1目普通交付税でございますが、交付額の決定により増額するものでございます。交付決定額は、21億3,130万4,000円でございます。31ページをお願いいたします。15款1項4目災害復旧費国庫負担金、2節公共土木施設災害復旧費負担金は、令和2年豪雨に伴う那珂川・鳥栖線ののり面復旧工事に対する負担金を増額するものでございます。32ページをお願いいたします。15款2項1目総務費国庫補助金、説明欄上から5番目、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、小・中学校のタブレットの入札による不用額分を減額するものでございます。この減額分につきましては、今後新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化等へ対応するための事業を検討し、その活用を明らかにしたいと考えております。5目土木費国庫補助金、1節道路橋梁費補助金は、交付金の内示に基づき増減補正をするものでございます。39ページをお願いします。19款1項1目基金繰入金、説明欄1つ目、公共施設等整備基金と、その2つ下、ふるさと応援基金は、事業費の減額により取崩し額を減額するものでございます。説明欄2つ目、財政調整基金は、財源調整のため取崩しを行うものでございます。40ページをお願いいたします。20款1項1目繰越金でございますが、前年度繰越金の確定により増額補正するものでございます。43ページをお願いいたします。21款4項2目雑入、説明欄下から2つ目、令和2年7月豪雨災害支援事業費負担金でございますが、本年9月から令和3年3月末まで大牟田市の災害復旧事業等に従事する職員に関する大牟田市の負担金を増額補正するものでございます。44ページをお願いいたします。22款1項1目総務債、1節臨時財政対策債でございますが、臨時財政対策債の発行可能額の決定により減額するものでございます。発行可能額は、6億2,685万6,000円でございます。7目農林水産業債と10目災害復旧債は、令和2年7月豪雨により被災した箇所の災害復旧工事を行うため、新たに借り入れるものでございます。45ページをお願いいたします。ここから歳出でございます。新型コロナウイルス感染症による税収減のための減額、事業費の確定見込みによる減額につきましては、説明を省略させていただきます。46ページをお願いいたします。2款1項1目一般管理費、説明欄上から3つ目の丸、令和2年7月豪雨災害支援事業費でございますが、本年9月から令和3年3月末まで大牟田市の災害復旧事業等に従事する職員に関する人件費等を増額補正するものでございます。48ページをお願いいたします。説明欄一番下の丸、庁舎改修事業費、本庁舎災害用トイレ設置でございますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、災害時の本部となる本庁舎での感染防止対策の一環として、本庁舎にマンホールトイレを設置するものでございます。58ページをお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費、説明欄1つ目の丸、社会福祉総務事務費、一番下、過年度地域福祉会館外装等改修工事設計監理業務委託料未払金でございますが、令和元年10月の消費税増税分を委託料に反映することを失念していたため、改めて消費税増税分相当額を事業者に支払うためのものでございます。なお、他にも同様に消費税増税分の反映を失念しているケースがないかを調査したところ、ほかにはございませんでした。60ページをお願いいたします。3款1項8目障害者福祉費。61ページをお願いします。説明欄下から2つ目の丸、障害児通所支援事業費でございますが、利用対象者の増加に伴い増額するものでございます。75ページをお願いします。5款2項3目林道事業費、説明欄2つ目の丸、林道宿山・木ノ実坂線改良事業費でございますが、令和2年7月豪雨により被災したのり面について改良工事を行うものでございます。79ページをお願いします。7款2項3目道路新設改良費でございますが、社会資本整備総合交付金及び防災安全社会資本整備交付金の内示に基づき減額するものでございます。81ページをお願いします。7款4項1目都市計画費、説明欄3つ目の丸、かわせみバス車両管理費でございますが、南畑線を運行しております12人乗りのハイエース車両について定員超過が発生している状況に鑑み、32人乗りのマイクロバス車両への買換えを、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、バス内の3密対策の一環として更新計画を半年前倒しして実施するものでございます。82ページをお願いします。8款1項4目防災費。83ページをお願いします。説明欄一番下の丸、避難所用簡易トイレ整備事業費でございますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、避難所での感染防止対策の一環として、自動ラップ式の簡易トイレを整備するものでございます。87ページをお願いします。9款2項1目学校教育費、説明欄1つ目の丸、会計年度任用職員給与費でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響による小・中学校の臨時休業を受け、夏期休業日を短縮したことなどから、不足する給与費を増額するものでございます。88ページをお願いします。説明欄1つ目の丸、学校ICT教育環境整備事業費でございますが、入札による不用額を減額するものでございます。101ページをお願いします。10款2項1目公共土木施設災害復旧費でございますが、令和2年7月豪雨により被災した那珂川・鳥栖線ののり面復旧工事2か所と、薬師川に流入した土砂のしゅんせつを行うものでございます。102ページをお願いします。10款3項1目林道災害復旧費でございますが、令和2年7月豪雨により被災した林道桜谷線と林道堀切線ののり面復旧工事を行うものでございます。103ページをお願いします。11款1項1目元金と2目利子は、令和元年度の借入れ実績により減額するものでございます。3目加算金は、平成30年7月豪雨により被災した西畑川の災害復旧工事において国庫負担金が令和元年度に繰り越しされたにもかかわらず令和2年度に収入したため、起債の一部を繰上償還する必要が生じたため補正をするものでございます。104ページをお願いします。12款1項1目繰出金は、特別会計への繰出金をそれぞれ増額、減額するものでございます。105ページをお願いします。13款1項1目予備費は、財源調整をするものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 次に、議案第67号、三浦教育部長。 ◎教育部長(三浦宏志君) 議案第67号について説明いたします。11ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目一般会計繰入金につきましては、令和元年度に借入れした公共用地先行取得等事業債借入れに係る償還利子の確定により、公債償還利子分を減額するものでございます。12ページをお願いいたします。歳出でございます。2款1項1目利子、説明欄公債償還利子は、総合運動公園の用地購入等に係る起債の償還利子でございまして、令和元年度に借入れした利子の確定に伴い、不用額を減額するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第68号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第68号について説明いたします。6ページをお願いします。第2表債務負担行為でございます。レセプト点検業務委託料は、業務委託の期間が令和2年度までとなっているため、新たに業務委託業者を選定するために計上するものでございます。11ページをお願いします。歳入でございます。1款1項1目一般被保険者国民健康保険税、2目退職被保険者等国民健康保険税は、令和2年度当初賦課の確定により増減するものでございます。12ページをお願いします。3款1項1目災害臨時特例補助金。次のページをお願いします。4款1項1目保険給付費等交付金、2節保険給付費等交付金(特別交付金)、説明欄特別調整交付金分は、新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険税の減免実施に対する財政支援でございます。14ページをお願いします。5款1項1目一般会計繰入金は、歳出執行見込額の増に伴い、財源不足分を補うために増額するものでございます。15ページをお願いします。6款1項1目その他繰越金は、令和元年度の繰越金の確定により増額するものでございます。16ページをお願いします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費、説明欄上から2つ目の丸、会計年度任用職員給与費は、職員の病休取得による代替職員任用に伴うものでございます。18ページをお願いします。3款1項1目一般被保険者医療給付費分は、財源組替えでございます。19ページをお願いします。6款1項1目保健衛生普及費。次のページをお願いします。6款2項1目特定健康診査等事業費は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、事業を中止または縮小して実施することに伴い減額するものでございます。21ページをお願いします。9款1項4目償還金は、実績報告により事業費が確定したことにより発生する返還金でございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第69号、中村健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(中村一道君) 議案第69号について説明いたします。11ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目第1号被保険者保険料は、本年度の保険料の本算定を行うために伴います年間見込額を基にそれぞれ減額するものでございます。12ページをお願いします。3款1項1目介護給付費負担金は、保険給付費の執行見込みにより増額するものでございます。13ページをお願いします。3款2項1目調整交付金、2目、3目の地域支援事業交付金は、執行見込みにより増減するものでございます。次の4目介護保険事業費補助金は、システム改修費に対する国の内示額に基づき増額するものでございます。14ページをお願いします。4款支払基金交付金から、17ページをお願いします、7款繰入金までは、保険給付費、地域支援事業費及び各事業費の執行見込みにより増減するものでございます。18ページをお願いします。歳出でございます。新型コロナウイルス感染症の影響により中止、縮小となった事業の増減につきましては、説明を省略させていただきます。21ページをお願いします。2款保険給付費から23ページの3款1項1目でございます。介護予防生活支援サービス事業費までは、執行見込みにより増減するものでございます。26ページをお願いします。6款1項1目予備費は、財源調整を行うものでございます。以上で説明を終わります。 ○議長(高原隆則君) 議案第70号、江頭市民生活部長。 ◎市民生活部長(江頭哲次君) 議案第70号について説明いたします。11ページをお願いします。歳入でございます。1款1項高齢者医療保険料は、令和2年度当初賦課の確定により増減するものでございます。13ページをお願いします。5款1項1目前年度繰越金は、令和元年度の繰越金の確定により減額するものでございます。14ページをお願いします。歳出でございます。15ページをお願いします。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、当初賦課の確定や出納整理期間中に納入された令和元年度分保険料の確定等に伴い減額するものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第71号から議案第73号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第71号について説明いたします。11ページをお願いします。歳入でございます。2款1項1目繰越金でございますが、前年度繰越金確定により増額するものでございます。12ページをお願いいたします。歳出でございます。4款1項1目予備費でございますが、財源調整をするものでございます。 続きまして、議案第72号について説明いたします。11ページをお願いいたします。歳入でございます。2款1項1目繰越金でございますが、前年度繰越金の確定により増額するものでございます。12ページをお願いいたします。歳出でございます。3款1項1目予備費でございますが、財源調整をするものでございます。 続きまして、議案第73号について説明いたします。11ページをお願いいたします。歳入でございます。2款1項1目繰越金でございますが、前年度繰越金の確定により増額するものでございます。12ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費は、新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、視察研修を中止したことにより減額するものでございます。13ページをお願いいたします。4款1項1目予備費でございますが、財源調整をするものでございます。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 次に、議案第74号、議案第75号、白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 議案第74号について説明いたします。この議案は、令和元年度下水道事業が完了し、決算額、減価償却費、地方債元利償還金などが確定したこと、また税収減により雨水事業に関する経費の見直しを行うものでございます。3ページをお願いします。第1条収益的収入及び支出のうち、収入でございます。第1款下水道事業収益は951万8,000円減額し、10億2,731万9,000円とするものでございます。次に、支出でございます。第1款下水道事業費用は1,164万円減額し、9億2,282万5,000円とするものでございます。4ページをお願いいたします。第2条資本的収入及び支出のうち、支出でございます。第1款下水道事業資本的支出は、44万1,000円減額し、6億5,213万円とするものでございます。14ページをお願いいたします。下水道事業会計補正予算、節別明細表で説明をいたします。収益的収入及び支出のうち、収入でございます。1款1項2目他会計負担金、1節雨水処理負担金は、観晴が丘の調整池のしゅんせつを次年度以降に見送ること、また令和元年度の雨水分の減価償却費の確定により、一般会計からの繰入れを減額するものでございます。2項営業外収益は、決算の確定により増額するものでございます。次に、支出でございます。1款1項1目環境費、12節修繕費は、先送りする観晴が丘調整池のしゅんせつ事業費分を減額するものでございます。4目減価償却費、1款2項営業外費用及び15ページをお願いします。資本的支出、1款3項1目企業債償還金は、決算の確定によりそれぞれを減額するものでございます。 続きまして、議案第75号について説明をいたします。この議案は、令和元年度那珂川下水道事業会計未処分利益剰余金を処分するに当たり、議会の議決を求めるものでございます。1ページをお願いします。1、処分する未処分利益剰余金の額、2億9,599万1,801円。2、処分する方法、1億8,406万8,806円を減債基金に積み立て、1億1,192万2,995円を組入資本金に組み入れる。3ページをお願いします。令和元年度那珂川下水道事業剰余金計算書でございます。表の右から3列目、未処分利益剰余金の欄の最下段の当年度末残高は、2億9,599万1,801円となります。下から2段目、当年度純利益、1億8,406万8,806円を企業債の償還に充てるため、減債積立金として積み立てるものでございます。未処分利益剰余金の処分方法は複数ございますが、下水道事業の経営の安定性を考えると、これまでと同様に企業債の償還財源に充てる減債積立金として処分することが適当であると考えております。また、下から4段目、当年度発生高は、前年度減債積立金の1億1,192万2,995円を組入資本金に組み入れるものでございます。4ページに、令和元年度那珂川下水道事業剰余金処分計算書を記載しております。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 議案第76号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第76号につきましては、資料として第5次那珂川町総合計画後期基本企画概要版及び那珂川市総合計画基本構想解説を配付いたしております。後ほどご覧いただきたいと思います。それでは、議案第76号について説明をいたします。本市では、平成23年度から本年度まで、第5次那珂川町総合計画に基づき、まちづくりを推進してまいりました。第5次那珂川町総合計画では、「自然と人がとけあう 活力あふれるまち なかがわ~「ずぅーっと住みたい」まちを目指して~」という将来像及び5つの施策大綱を基本構想として位置づけ、これまで様々な施策を展開してきたところでございます。第5次那珂川町総合計画の計画期間である本年度までの10年間においては、平成27年国勢調査で人口5万人達成を経て、平成30年10月1日単独市制施行という本市として大きな転換期を迎えたほか、少子高齢化の進展や市民ニーズの複雑多様化、地方創生、高度情報化の推進、多発する自然災害への対応など、本市を取り巻く社会環境は大きく変化しているところでございます。このような状況を踏まえ、総合的かつ計画的な市政運営を図り、もってまちづくりの着実な推進に資することを目的とした総合計画策定条例第3条第2項に基づき、市の基本的な方向と施策の大綱から成る新たな総合計画の基本構想について議会の議決を得るため、本議会に提案するものでございます。最初に、新たな基本構想のこれまでの策定経緯について説明させていただきます。那珂川市総合計画の策定に向け、昨年6月から庁内若手職員を中心とした未来創造会議を5回、各部代表課長で構成する総合計画策定会議を、6回にわたる審議と併せ、昨年11月から那珂川市総合計画審議会で審議を重ねてまいりました。那珂川市総合計画審議会は、学識経験者、市内関係団体代表者及び公募市民の方々にご出席いただき、5回にわたる活発な議論と慎重な審議の上、答申をいただきました。それでは、那珂川市総合計画基本構想について説明いたします。タブレットの2ページをお願いいたします。那珂川市総合計画基本構想の全体構成についてでございますが、1、市の将来像、2、将来像実現に向けた基本理念、3、これからの取組、施策大綱で構成をされております。タブレットの3ページをお願いいたします。1、市の将来像は、「笑顔で暮らせる自然都市なかがわ」と定めました。また、第5次那珂川町総合計画における副題、いわゆるサブテーマを踏襲し、「これからも住み続けたい協働のまちを目指して」と定めました。策定経緯についてでございますが、新たな市の将来像の策定に向け、実施した市民アンケートで新しい那珂川市のまちづくりのキーワードをお伺いしたところ、回答が多かった住みよさ、安全・安心、自然、緑といったキーワードや、また小・中学生を対象としたアンケートで回答が多かった自然、緑、安全・安心、笑顔といったキーワードなど、市民の皆様の那珂川市のまちづくりに対する思いを伺いました。また、市民ワークショップでは、仲よしというキーワードを取りまとめていただきました。これら市民の皆様から頂いた将来の那珂川市への思いや願いを踏まえ、庁内における未来創造会議や総合計画策定会議において審議し整理した市の将来像案を総合計画審議会でご審議していただき、今回答申をいただきました新たな市の将来像である「笑顔で暮らせる自然都市なかがわ」及びサブテーマとして「これからも住み続けたい協働のまちを目指して」と定めたものでございます。タブレットの4ページをお願いいたします。2、将来像実現に向けた基本理念についてでございます。市の将来像「笑顔で暮らせる自然都市なかがわ」を実現するための基本的な理念を3項目定めました。策定経緯についてでございますが、後ほど説明させていただきます、これからの取組、施策大綱について、庁内会議及び審議会で審議していく中で、市の将来像をより具現化するため、将来像と施策大綱をつなぐ基本的な理念が必要とされたことから、1、人権コミュニティ、2、生活基盤、3、持続発展というキーワードを基に行政が取り組む方向性を明らかにするものとして、基本的な理念を3項目定めたものでございます。タブレットの5ページをお願いいたします。資料は3ページになります。3、これからの取組、施策大綱についてでございます。市の将来像をより具現化するために定めた基本理念3項目を念頭に、笑顔、暮らし、自然都市という3つのテーマから、まちづくりの柱となる5つの施策大綱を定めました。まず、笑顔をテーマとした取組として、今後ますます進行することが見込まれる少子高齢社会への対応のほか、自然災害への対応に欠かすことができない地域力による暮らしや安心を柱とした施策大綱1、支え合い、安心して暮らせるまちづくりとして定めました。また、市民一人一人が人権を尊重し合いながら共に学び、連携すること、次世代の担い手となる子どもたちが健やかに育つことを目指す、子育てや教育を柱とした施策大綱2、誰もが学び、育むまちづくりとして定めました。タブレット6ページをお願いします。資料4ページでございます。次に、暮らしをテーマとした取組として、本市の資産である自然を身近に感じながら、利便性が高い都市機能を実現できる暮らしを目指す、住みよさを柱とした施策大綱3、自然と調和した快適に暮らせるまちづくりとして定めました。次に、暮らしと自然都市、2つのテーマの取組として、自然環境とともに暮らす豊かさを市民が共有し、自然を守り、育て、さらに魅力を引き出すことを目指す、自然を柱とした施策大綱4、自然の豊かさを感じるまちづくりとして定めました。最後に、自然都市をテーマとした取組として、時代に対応した活力ある産業を育成し、関係人口の拡大、郷土愛の育成を目指す、活力を柱とした施策大綱5、地域の資源を生かした活力あふれるまちづくりとして定めました。以上が基本構想でございますが、今後はこの基本構想で定める市の将来像と3つの基本理念、及び5つの施策大綱を基に、より具体的な施策を示した基本計画の策定に向け検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 次に、議案第77号、白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 議案第77号について説明いたします。市道路線の認定についてでございます。3ページをお願いします。場所は、那珂川市山田交差点北西に位置しますセブン-イレブンに併設する山田西バス停のバス専用レーンで、既に令和2年5月30日から運用を開始しています施設内道路でございますが、管理責任を明確にするため、借地のまま市道路線として認定するものでございます。2ページをお願いします。路線番号1688、路線名山田西ロータリー線、那珂川市大字山田1158番1地先を起点に、那珂川市大字山田1150番6地先を終点とする延長83メートルの路線を認定するものでございます。以上で説明を終わります。 ○議長(高原隆則君) 議案第78号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 議案第78号について説明いたします。那珂川市教育委員会委員の任命についてでございます。氏名、常深陽子、生年月日及び住所につきましては記載のとおりでございます。なお、2ページに略歴書を添付しておりますので、ご参照をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 次に、報告第6号、三浦教育部長。 ◎教育部長(三浦宏志君) 報告第6号について説明をいたします。まず、公益財団法人那珂川教育文化振興財団における令和元年度の事業報告及び正味財産決算でございます。資料は7ページ、タブレットは13ページでございます。令和元年度収支決算総括表をご覧ください。まず、収入の部でございますが、上段の表の一番下、収入合計は2億8,247万3,292円で、平成30年度に比べまして430万2,644円の増となっております。内訳でございますが、収入の部の一番上の段、指定管理料は、平成30年度に比べ189万1,907円の増でございます。次に、2段目の利用料金、文化ホールや研修室の利用に係る料金でございまして、平成30年度に比べ24万20円の増となっております。主な増加理由は、貸館で使用します舞台演出用照明機器等の貸出しの増によるものでございます。次に、3段目の受講料は文化サークルの受講料収入で、平成30年度に比べ49万7,810円の増となっております。その下の入場料につきましては、自主文化事業の入場料収入でございまして、平成30年度に比べ142万7,650円の増となっております。次に、その2つ下、イベント等企画運営業務収益は、平成30年度同様、受託業務がございませんでしたので、ゼロでございます。次に、支出の部でございます。真ん中の表でございます。下から2段目、支出合計は2億9,698万6,071円で、平成30年度に比べ1,895万932円の増となっております。増額となった主なものとしては、1段目の施設管理が800万4,833円の増、上から3段目の自主文化事業が952万4,176円の増でございます。主な増額理由として、自主事業の実施に伴う舞台技術者への委託業務回数及び出演料などの増によるものでございます。その下の収支差額といたしまして、マイナス1,451万2,779円となっております。収支が平成30年度に比べマイナスとなった主な要因といたしましては、収入といたしまして令和元年度10月からの消費増税や入場料収入増はありましたけれども、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための休館等の措置により、受講料収入が見込みよりも減額となったためでございます。また、一番下の表の一番下の段、正味財産残額につきましては、収支差額分を補填したことにより2億2,174万3,807円となっております。次に、事業報告についてご説明いたします。資料は8ページ、タブレットは16ページでございます。施設運営事業でございます。上の表が年度別施設利用料金収入、真ん中の表が利用団体別施設利用件数、下の表が年度別年間利用者数となっておりますが、特に一番下の表に示す年間利用者数は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための施設閉館により、平成30年度と比べ大きく減少する結果となっております。次に、資料の10ページ、タブレットは19ページでございます。サークル事業につきましては、住民の皆様への生涯学習の場、健康増進の場、活動と交流の場、子どもの体験の場、発表の場の5つの場の提供を基本に事業を実施しております。下の表、年間講座開講数は、事業実績で平成30年度より5講座増え、129講座を実施いたしました。次に、資料14ページ、タブレットは24ページでございます。自主文化事業につきましては、鑑賞事業、連携事業、普及振興事業、地域文化事業、アウトリーチ事業の5つを事業の柱として実施しております。各事業実績につきましては、資料の14ページから20ページにかけまして記載をしております。次に、少し飛びます。資料は22ページ、タブレットは33ページをお願いいたします。図書館事業でございます。表は、年度別の利用者数と貸出冊数でございます。令和元年度は、利用者数9万7,824人、貸出冊数45万6,656冊となっており、平成30年度から大きく減少しております。要因といたしましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため施設を閉館したことによるものでございます。その他の事業につきましては、ご一読をいただきたいと思います。続きまして、少しページが飛びます。タブレットのページで申し上げますと、54ページをお願いいたします。ここから、令和2年度の事業計画及び正味財産予算書でございます。ページを少しめくっていただきまして、資料の1、2ページ、タブレットは58、59ページでございます。ここに公益財団法人那珂川教育文化振興財団の基本方針と事業体系図が示されております。資料の4ページから26ページまでにかけまして、施設運営事業、サークル事業、自主文化事業、図書館運営事業及び松口月城記念館事業の各公益目的事業計画が示されております。資料の27ページ、タブレットの90ページでございます。こちらには、収益事業の計画が示されております。資料の28ページ、タブレット92ページは、法人会計について示されております。資料の30ページから32ページ、タブレットの96から98ページまでは、令和2年度正味財産予算でございます。資料33ページ、タブレット101ページは、令和2年度資金調達及び設備投資の見込みでございます。以上で説明を終わります。 ○議長(高原隆則君) 報告第7号、川口総務部長。 ◎総務部長(川口省二君) 報告第7号について説明いたします。2ページをお願いいたします。項目の実質赤字比率、その隣の連結実質赤字比率は、赤字でないため記載はございません。その隣、実質公債費率は、平成29年度から令和元年度の3か年平均で5.6%となっております。その隣、将来負担比率につきましては、将来負担すべき額より充当できる財源が上回っているため記載はございません。3ページ以降に監査委員の審査意見を掲載しておりますので、ご参照をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 報告第8号、白水都市整備部長。 ◎都市整備部長(白水善尚君) 報告第8号について説明いたします。本報告は、令和元年度那珂川下水道事業会計資金不足比率監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会に報告するものでございます。2ページをお願いします。資金の不足はございません。3ページ以降に監査委員の審査意見を掲載しておりますので、ご参照をお願いいたします。以上でございます。 ○議長(高原隆則君) 以上で説明は終わりました。 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会をいたします。              散会 午前11時12分...